開催展望
岐阜競輪の「開設76周年記念 長良川鵜飼カップ」(GⅢ)は4日から7日までの4日間、開催される。脇本雄太、岩本俊介の欠場はあったが、追加で犬伏湧也が出場するなど全国から強力なメンバーがそろった。シリーズの主役はSSの清水裕友か犬伏か。東日本の機動型は菅田壱道、松井宏佑、坂井洋らが各地区を引っ張り、西日本の自力では嘉永泰斗、追い込み型では村田雅一、小倉竜二の実力者がV争いに加わってきそうだ。迎え撃つ中部勢は志田龍星と村田佑樹の先行力が大きな武器。ホームの川口公太朗・聖二兄弟、志智俊夫らが盛り立てていく。なお、4日の初日特選12Rは中日スポーツ杯も懸けて争われる。
中部を代表する先行選手に成長した。迷うことなく強気に攻める姿勢に、それを支えるパワーとスピード。志田は今回の地元記念もエース機動型として期待される。今年3月には大垣でGⅢを初制覇。「展開が向いた」とはいえ、絶好機を確実にものにできたのは実力があってこそ。これからさらなる飛躍が望まれる27歳だ。
今シリーズは責任重大だ。岐阜の看板選手の山口拳矢が直前の西武園記念回りとなり、浅井康太も直前の岐阜FⅠに出場。ビッグで優勝争いできる中部のタイトルホルダー2人を欠くメンバー構成となっている。村田佑樹、纐纈洸翔ら若手自力選手がどこまで盛り立てていけるか。中でも内容だけでなく結果を求められるのが志田である。「GⅠでなかなか勝てない。練習するしかない」とオールスターを含めビッグではなかなか勝ち上れていない状況だが、地元GⅢはまずは決勝進出がノルマとなる。
犬伏、清水、松井、坂井、嘉永…と相手は強力だ。しかし、敵がだれであろうと臆することなく真っ向力勝負に出るのが一番の持ち味。バンクの外ではいつも弱気コメントに終始するが、自転車に乗れば別人のように強気一辺倒にひょう変する。風を切って勝つ―。地元の主役として期待は高まる。
(中日スポーツ)
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