開催展望
小田原競輪GⅢ「開設77周年記念北条早雲杯争奪戦」が8月1日から4日間、開催される。注目は何と言ってもS級S班唯一の参加になる地元の郡司浩平。和田真久留(神奈川)とタッグを組んで優勝を狙う。郡司に対抗するのは荒井崇博(長崎)、山崎歩夢(福島)を目標に出る菅田壱道(宮城)、戦法に幅のある鈴木竜士(東京)、山口拳矢(岐阜)ら。郡司の優位は動かないが気温が40度近くまで上がると予想される中、波乱の要素も十分だ。
昨年のグランプリチャンピオンの郡司が主役を務める。今年の優勝はないが、GⅢなら決勝で好勝負を演じている。直前のGⅡ「サマーナイトフェスティバル」(高知)は準決勝4着で敗退。しかし、特選と最終日は1着と気をはいた。GⅠ「オールスター」(松山)に弾みをつけるたけにも負けられない。
当記念は過去5回の優勝を誇り、バンクとの相性も最高にいい。同県の北井佑季が勝ち上がってくれば目標だし、今回のメンバー構成を見れば自力勝負になるだろう。郡司の後ろは和田と松谷秀幸。地元記念なだけに、他地区に優勝を持っていかれる
わけにはいかないだろう。
それでは郡司を止めるのは誰か? その1番手は菅田と見る。安定感に欠ける面は否めないが、勝負強さはある。期待の山崎が勝ち上がってくれば、郡司と互角以上の戦いが望める。杉浦侑吾と鈴木の関東勢だが、連係するかは微妙なところ。対戦相手にもよるだろうが、連係すれば郡司にとって脅威になるだろう。
ベテランの荒井が怖い存在だ。全日本選抜、日本選手権と連続してGⅠ決勝に進出するなど年齢を感じさせない動きと力強さを見せている。九州の機動型が何人勝ち上がってくるかがポイントになる。
一発の魅力なら山口だ。直前の「サマーナイトフェスティバル」は未勝利に終わったがしっかり立て直してくるだろう。参加選手は、「オールスター」を視野に入れながらの戦いになり、その仕上がり具合も気になるところだ。
(報知新聞社)

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