高知競輪開設74周年記念

よさこい賞争覇戦

開催展望

 「令和6年能登半島地震復興支援競輪 大阪・関西万博協賛 高知競輪開設74周年記念 GⅢ・よさこい賞争覇戦」が11~14日の4日間にわたり開催される。S級S班は清水裕友(山口)、深谷知広(静岡)、佐藤慎太郎(福島)、新山響平(青森)が参戦。四国勢は犬伏湧也(徳島)、島川将貴(徳島)、佐々木豪(愛媛)、さらに地元からは田尾駿介(高知)らが躍進を期す。
 清水が優勝候補筆頭だ。2月のGⅠ・全日本選抜(岐阜)で決勝2着。3月のGⅡ・ウィナーズカップ(取手)は決勝3着。優勝には届かなかったが、ビッグレースで強さを示している。GⅢは1月の大宮、2月の静岡を制しており、今シリーズも強烈無比なまくりを主体に激走。さらに犬伏との中四国タッグになれば、さらに有利だ。犬伏はウィナーズカップ最終日に落車したが、しっかりと仕上げてくれば当然V争いのキーマンになる。島川も動きは良く、大暴れが期待される。
 南関勢も強力だ。深谷が豪快にカマシ、まくりをさく裂させて別線をねじ伏せる。新山―佐藤の北日本S班コンビも虎視たんたんと逆転を狙う。坂井洋(栃木)はウィナーズカップで関東からただ一人、決勝に乗るなど随所で好走が目立つ。実力者の南修二(大阪)は巧みなさばきから台頭する。
 また、最終日には単発レース「ガールズフレッシュクイーン」が実施される。

清水裕友


デイリースポーツ

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