立川競輪GⅢ開設74周年記念

鳳凰賞典レース

開催展望

26年のGⅢ第1弾、立川競輪の開設74周年記念・鳳凰賞典レースが1月4~7日の4日間、開催される。KEIRINグランプリ(GP)の興奮冷めやらぬ中、出場した吉田拓矢(茨城)、真杉匠(栃木)、寺崎浩平(福井)、嘉永泰斗(熊本)の4人が参戦する。深谷知広(静岡)や鈴木玄人、高橋築の地元勢も上位争いに加わる。

郡司浩平が初優勝した平塚GPから5日後、26年の頂点を目指す闘いが早くも始まる。真杉―吉田で組む栃茨S班ラインが強力だ。直線の長い立川だけに番手を回る吉田がやや有利とみる。昨年5月名古屋のGⅠ日本選手権で真杉のまくりを捉えて2度目のGⅠ優勝を飾った。昨年は5つのGⅠで決勝に進出するなど、1年を通して安定した成績を残した。GPは苦しい展開だったが、3着に入るなど存在感を示した。
真杉はGⅠ優勝こそなかったが、日本選手権決勝2着、GⅡサマーナイトフェスティバル優勝などで賞金を積み上げ5位だった。GPは4人の近畿ラインを粉砕するため、アウトから追い上げ脚力を使ってしまい7着に敗れた。26年初戦は心機一転、自力勝負に徹するだろう。まくりの展開なら優勝も十分ある。
寺崎にとって25年は飛躍の年だった。2月全日本選抜では脇本雄太のグランプリスラムに貢献し、8月オールスターでタイトルホルダーの仲間入りを果たした。26年も機動力全開で近畿ラインを引っ張る。
嘉永は10月前橋の寬仁親王牌でGⅠ初決勝進出で初優勝した。GPは単騎の戦いだったが、最終ホームからまくって見せ場を大いに作った。直線が長く、先行型が苦しむバンクだけに、切れ味いいロングまくりがさく裂するか。
実力者の深谷は12月伊東GⅢを豪快なまくりで制して、25年を優勝で締めた。36歳とベテランの域に入ったが先行、まくりのパワーは全く衰えていない。立川GⅢは59、60周年を連覇しているし、S班をまとめて破るシーンもある。
追加で出場する山口拳矢(岐阜)は、昨年8月の富山GⅢ優勝後、好調を維持している。GPシリーズの寺内大吉記念杯を得意のまくりで制するなど、白星を量産中で直近4カ月は9勝、勝率39%と完全復調した。
地元の鈴木は25年にブレークしたひとり。自在型から徐々に追い込み型にシフトして成績が安定してきた。高橋は競走得点を111点まで押し上げているように成績上昇中。地元両者は吉田、真杉と連係して勝機を狙う。関東勢が充実しており、吉沢純平(茨城)、恩田淳平(群馬)も位置次第では上位争いに加わる。深谷マークの小原太樹(神奈川)、レースしぶとく、寺崎や山口と連係できる三谷将太(奈良)、差し足切れる園田匠(福岡)も上位争いに顔を出す。(日刊スポーツ)

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