開催展望
福井競輪の令和6年能登半島地震復興支援、大阪・関西万博協賛 開設74周年記念「不死鳥杯」(G3)は20日から4日間、開催される。注目は4年ぶりのV奪還を目指す脇本雄太。大会6度目の制覇がかかる。寺崎浩平、岸田剛、脇本勇希らの地元勢に、近畿では東口善朋、稲川翔も顔をそろえ、一枚岩の結束で戦線をリードする。S班の真杉匠、新山響平や、実力者の山田庸平らが立ちはだかる。
過去、出場機会5連覇の実績がある脇本雄が不動の軸だ。直前の松戸サマーナイトフェスティバルは決勝6着に終わったが、破壊力十分の先行、まくりはまだまだ輪界トップクラス。今回近畿では東口、稲川が後位を固め、若手機動力型では同じ地元の寺崎、岸田、脇本勇らもいる最強布陣。脇本雄の4年ぶりVを後押しする。
サマーナイトFで脇本をまくり、G2初制覇を果たした真杉も調子を上げてきた。先行、まくりに加え、自らさばいて位置取りもできる強みもある。宿口陽一、神山拓弥、山岸佳太らとの連係で打倒・近畿をもくろむ。
突っ張り先行が武器のS班・新山。力はもちろん折り紙つき。竹内智彦、渡辺一成ら北日本のベテラン勢のアシストでどこまで迫れるか。
山田はサマーナイトFを病気欠場。状態面は気になるところだが、攻め幅の広さは今回メンバーでは上位。差し脚鋭い和田健太郎も目標次第で浮上する。
(報知新聞社)
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