玉野記念GⅢ

瀬戸の王子杯争奪戦

開催展望

 玉野競輪の「令和6年能登半島地震復興支援競輪 GⅢ・瀬戸の王子杯争奪戦」が29日に開幕する。主軸は清水裕友。全日本選抜(岐阜)で惜しくも準優勝と2回目のGⅠ制覇はならなかったが、ここまで既に記念を二つ制するなどハイペース。玉野では昨年11月に代替開催された防府記念で優勝するなどバンク相性も文句なしだ。
 盟友の松浦悠士も参戦。年頭は体調を崩した影響もあって好スタートを切れなかったが、総合力は文句なし。地元地区のGⅢで今年初Vを決めてリズムアップを図る。
 悲願の地元記念優勝を手にしたい取鳥雄吾にも注目。機動力は文句なしで、そろそろ記念優勝の期待が高まる。GⅠ覇者の岩津裕介も地元記念を盛り上げる1人だ。
 真杉匠は1月の練習中に落車して負傷。まだ本調子と言えないが、昨年GⅠを2回優勝して本格化しているだけに侮れない存在。復権を目指す平原康多との関東コンビにも注目。
 昨年のダービー王・山口拳矢は苦戦が続く近況も持ち前のスピードがさく裂すれば一気に頂点まで届く底力だ。

清水裕友選手

(デイリースポーツ)

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