松阪競輪 開設73周年記念G3

蒲生氏郷杯王座競輪

開催展望

松阪競輪「開設73周年記念G3蒲生氏郷杯王座競輪」が23日から26日までの4日間、開催される。中部地区からはダービー王・山口拳矢=写真左=、71周年の覇者・浅井康太=同右=らが参戦する。SSからは新田祐大、郡司浩平が出場。鈴鹿サーキットで開催中のF1日本グランプリに負けない、熱いスピード勝負が繰り広げられる。
 気合が入るのは地元地区の中部勢。中でも注目は5月にG1日本選手権を制した山口だ。8月のオールスターは落車に巻き込まれる不運。直前の青森G2共同通信社杯では2次予選敗退。それでも最終日を勝利で締めくくったように状態面に大きな不安はなさそうだ。2月の施設整備等協賛in伊東温泉G3、7月の名古屋記念に続く、G3制覇を狙い、GPへ勢いを加速させる。
 2015年、17年のGP覇者・浅井も今年は4月の四日市G3、6月大垣記念を制し、底力を見せている。松阪記念は過去2回優勝。皿屋豊、柴崎淳の三重勢、同地区の竹内雄作らと結束してシリーズを盛り上げる。
 S級S班からは新田と郡司が出場。両者とも近況のリズムはいいとはいえないが、実績は十分。郡司は19年に同所で行われた共同通信社杯を制している。相性のいいバンクで本来の総合力を発揮する。(スポーツ報知)

このページに関するお問い合わせは:ctc.contact@graderace.com