松山競輪GⅢ

金亀杯争覇戦

開催展望

 豪華メンバーによる壮絶バトルが開幕! 松山競輪の令和6年能登半島地震復興支援・開設74周年記念「金亀杯争覇戦」(G3)が7日から開催される。古性優作、脇本雄太の近畿コンビをはじめ、深谷知広、新山響平、佐藤慎太郎とS班5人が中心となるが、北井佑季、犬伏湧也、嘉永泰斗ら機動力型も充実。地元の松本貴治らも加わって、激しいV争いが繰り広げられそうだ。また、最終日の10日には123期生による「ルーキーチャンピオンレース」が行われる。
 古性、脇本は前走の奈良記念決勝で別線勝負。真っ向からぶつかり合った。勝ち上がり段階で見せた古性のさばき、脇本のスピードは今回でも確実に上位。今度は力を合わせて戦線をリードする。
 深谷は自力基本の戦いだが、今回は伸び盛りの北井の存在もあり、番手回りのケースも。ヨコに動くことはないが、しっかり呼吸を合わせて連係できれば近畿と互角の戦いも。
 新山―佐藤はおなじみのセット。「全日本選抜」で決勝まで進んだ新山が徐々に復調しており、互いにそろそろ結果がほしいところ。
 地元の松本には犬伏という絶好目標が。スタイルの変化を模索する佐々木豪や、渡部哲男、橋本強らのマーク陣も一丸となって四国を盛り上げていく。
 嘉永は直前の久留米で今年初Vを飾り、調子は上向き。荒井崇博、園田匠らが呼応して上位進出を狙う。

脇本雄太、古性優作、深谷知広

(報知新聞)

このページに関するお問い合わせは:ctc.contact@graderace.com