大宮競輪GⅢ

東日本発祥倉茂記念杯

開催展望

 

 大宮競輪「GⅢ・東日本発祥倉茂記念杯」が5日に開幕。8日まで4日間の日程で開催される。シリーズリーダーは脇本雄太。年末の大一番・グランプリ(立川)では連覇達成はできなかったが、気配は良好。大ケガからの完全復調へ優勝を狙う。グランプリ2着の深谷知広。地元のエース・平原康多など豪華メンバーがそろった。
 脇本がシリーズを引っ張る。昨年は落車によるケガでGⅠ、GⅡの優勝はないが、4度のGⅠ決勝進出。先月のグランプリ(立川)では悔しい結果となったが、それでも脇本らしい豪快な仕掛けを見せた。大宮は22年2月F1以来の参戦だが、完全Vを果たしており不安はない。本来の力を発揮できれば敵はいない。
 昨年の当地記念覇者の深谷。18年シーズン以来のS級S班復帰を果たした。同グランプリでも2着と存在感を示した。脇本を脅かす一番手となる。
 地元のエース平原は当記念V9。実績はこのメンバー中でもトップ。昨年はケガに泣いたが、巻き返しへ地元バンクで躍動する。

デイリースポーツ

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