開催展望
西日本のグレードレースは和歌山で開幕! 和歌山競輪の開設74周年記念「和歌山グランプリ」(G3)はあす11日から4日間、S班2選手をはじめ豪華メンバーが集結して開催される。中心は近畿のエース・古性優作=写真左=。昨年はG1・3勝と力を見せつけた。地元の東口善朋や寺崎浩平らとの近畿連係で新年初戦をVで飾るか。ベテラン・佐藤慎太郎=同右=も決め脚は健在。近況好調な坂井洋、和田健太郎、町田太我らも戦線をにぎわす。
S班は2人が参戦。「グランプリ」4着の古性が中心だ。昨年大会では優勝した脇本雄太に続いて2着。今年は脇本不在だが、寺崎、稲毛健太、石塚輪太郎、南潤ら近畿の機動力型がそろい、目標には困らない。東口、椎木尾拓哉も加わり充実布陣で新年初戦をVで飾るか。
もう1人のS班、佐藤は昨年G1準Vが2度、3着が1度と、勝負強さと決め脚は健在。新山響平の欠場は痛いが、守沢太志とともに柔軟に目標を定めて存在感を見せつける。
坂井は昨年112走と奮闘。グレードレースで18勝を挙げた。同県の真杉匠に刺激を受け、今年はさらなる活躍が期待される。和田は先月の伊東記念でV、年末の平も優勝で締めた。和歌山は好走歴もあり不気味な存在。町田も1着が増えて一時の不振を脱した。圧倒的な先行力を武器に、今回も大暴れの予感がする。
報知新聞社(スポーツ報知)
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