開催展望
今年も近畿が鉄の結束! 向日町競輪の開設73周年記念「平安賞」(G3)は8月31日から4日間、開催される。脇本雄太、松浦悠士がケガで欠場となったが、地元の村上博幸=写真左=、山田久徳、高久保雄介を軸に、小森貴大、石塚輪太郎、山本伸一らでまとまる近畿が強力。S班の佐藤慎太郎=同右=や渡辺雄太、北井佑季、山田英明らの遠征勢を迎え撃つ。
61、62周年大会を連覇した村上。そこから11年を経ても、切れ味鋭い追い込み脚は健在。西武園「オールスター」(4、2、6、2、3着)では好走。G1から地元記念と、息の抜けない戦いが続くが、そこはベテラン。しっかり照準を合わせて仕上げてくるはずだ。山田久は「オールスター」で準決勝進出。俊敏な走りで地元記念初Vを狙う。高久保も2走前の和歌山G3で準決勝入り。好調維持なら決勝進出も十分だ。
追加参戦の佐藤。「オールスター」は準決勝敗退ながら、アクシデントを避けて自力でまくった「シャイニングスター賞」の走りが光る。北日本の自力型に加え、南関の北井、渡辺、関東の坂井らとの連係も視野に気迫の走りで魅了する。
ともに「オールスター」で2勝を挙げた山田英、太田が復調気配。6月の当所G3を制した簗田も、バンク相性のよさを生かして上位進出を狙う。
また、大会最終日の9月3日には、ガールズ124期生による「ルーキーシリーズプラス」が行われる。竹野百香、松井優佳の一騎打ちムードだが、熊谷芽緯、東美月が割って入るか注目だ。(報知新聞社)
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