開催展望
取手競輪開設76周年記念「水戸黄門賞」(GⅢ)が、27日から30日までの日程で開催される。主役を張るのは地元の吉田拓矢。その吉田と連係する真杉匠にも大きな期待が懸かる。実力者・新田祐大、乗れている簗田一輝にも注目したい。最終日にはA級3班9選手による一発勝負「レインボーカップチャレンジファイナル」が行われる。熱いバトルが繰り広げられる4日間だ。
《展望》
吉田拓矢がシリーズの主役を務める。今年は2月にGⅢ静岡記念を制し、4月にはGⅢ西武園記念を制覇。5月のGⅠ日本選手権(平塚)では古性優作と覇を競い、準Vで締めくくって実力を示した。前回のGⅠ高松宮記念杯(岸和田)では3勝を挙げており、いい状態でこの地元戦を迎える。盟友の真杉匠にリードされ、一昨年以来となる2度目の当地記念Vへと突き進む。
真杉は相変わらず吉田と連係を繰り出し、グレード戦線を盛り上げている。5月には日本選手権とGⅢ宇都宮記念で、前回の高松宮記念杯でも2人による連係が見られた。今シリーズも初日から吉田と乗り合わせる。盟友を引き連れてレースをメークし、絆を示す。
新田祐大の走りも見ものだ。前々回の防府FⅠ(競輪ワールドシリーズ)ではパリ五輪3冠のハリー・ラブレイセン(オランダ)らと熱戦を繰り広げ、健脚ぶりを見せつけた。ここでは縦横無尽に立ち回って吉田ら関東勢に抗戦する。
簗田一輝からも目が離せない。先の高松宮記念杯では吉田や真杉を相手に準決を1着で突破し、ファイナルで2着に入って存在感をアピールした。ここでは岩本俊介に乗って差し脚を伸ばしてくるか。小原太樹(神奈川)や和田真久留(同)と乗り合わせたときの南関連係も楽しみだ。
山田庸平も好調で今年はコンスタントに連対を果たしている。今シリーズもタテ脚を利かせて上位へと進出してこよう。
(サンケイスポーツ)

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