開催展望
函館競輪G3ナイター開設76周年記念「五稜郭杯争奪戦」は、14~17日の日程でS級トップクラスが集結し開催される。平塚G1「日本選手権」を制した古性優作、脇本雄太、ダービーで落車した郡司浩平が欠場したが、主役となる新山響平(青森)―阿部拓真(宮城)の北日本勢にはチャンスが広がった。両者を追うのがS班の嘉永泰斗(熊本)。犬伏湧也(徳島)や、ダービーで決勝に進出した松浦悠士(広島)からも目が離せない。
新山響がV最右翼だ。日本選手権は、惜しくも28番目で予選敗退。準決勝進出を逃したが、気持ちが折れることなく最後まで走りきった。基本は自力だが、力を付けた小堀敢太(北海道)、山崎歩夢(福島)が勝ち上がってくれば、さらに勝機は広がる。新山マークの阿部拓は苦戦が続いているが、それでもS班の意地を見せ攻める競走を見せている。地元の川津悠揮、菊地圭尚もここ見据えてしっかり仕上げてきた。自力、追い込みとタレントはそろった。
松浦悠が復調ムードだ。日本選手権は決勝に進み、取鳥雄吾を目標に戦って4着。直線でのコース取りを反省していた。犬伏湧が積極的なレースを見せれば、逆転Vも可能だ。九州勢は嘉永泰が引っ張る。日本選手権は最終日の1勝だけに終わったものの、随所にS班としての走りも見られた。後藤大輝(福岡)が進出すれば、これ以上ない目標を得ることになる。園田匠(福岡)も勝ち上がれば、北日本勢と互角以上の戦いができる。まくり強烈なG1タイトルホルダーの山口拳矢(岐阜)もチャンス十分だ。
(報知新聞社)

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