
開催展望
小松島競輪開設記念「GⅢ・阿波おどり杯争覇戦」が7月3日(木)から4日間にわたって開催される。地元・徳島勢の意地と、全国各地から集うトップレーサーの火花散る攻防に注目が集まる。
地元の大黒柱・太田竜馬(徳島)が満を持して登場する。昨年末から先行・まくりともに安定感を増し、レースの主導権を握る展開が増えた。ホームバンクで迎える今シリーズは、勝ちに徹した仕掛けでラインをけん引し、地元Vの期待を一身に背負う。番手を固めるのは小川真太郎。徳島の強力タッグが、シリーズを引っ張る。
中四国連係のキーマンである松浦悠士(広島)は優勝戦線の主役級。立ち回りの巧さ、番手捲りの切れ味は健在。
今年の阿波おどり杯争覇戦は、地元・四国勢の結束力と、全国区のスター選手たちの実力勝負の激突が見どころ。小松島特有の直線長バンクが、追い込み・まくり型にも好影響を与える中、誰が「夏の四国王」の称号を手にするのか注目だ。
(デイリースポーツ)


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