開催展望
西武園競輪のブルーウイングナイトレース(GⅢ)が12~15日の4日間、開催される。GⅢ初優勝を目指す地元埼玉の武藤龍生、守沢太志(秋田)、山崎芳仁(福島)、小倉竜二(徳島)、岩本俊介(千葉)らも差はなく激戦模様だ。ガールズケイリンも3個レース組まれ、太田りゆ(埼玉)、児玉碧衣(福岡)、柳原真緒(福井)、飯田風音(埼玉)、石井貴子(千葉)ら好メンバーが出場する。
武藤にとって、このGⅢはぜひとも欲しいタイトル。昨年8月西武園競輪の開設記念は決勝3着に惜敗し、今年1月大宮の東日本発祥記念は準決で落車と涙をのんだ。関東ラインで積極的な木村皆斗(茨城)や地元同士の黒沢征治らを目標にできるだけにリベンジの舞台は整った。
岩本はS班のときは自力目標があるレースが多く、自然、追い込み勝負が多かったが本来は自在型だ。前場所の久留米FⅠは3日間、先行勝負に徹し、初日特選では番手を回った佐藤慎太郎の通算500勝に貢献。最終日の特選では逃げ切り勝ちを収めた。南関ラインで道場晃規(静岡)と同乗なら目標に、ラインの先頭の時は自力勝負でチャンスをつかむ。嶋津拓弥(神奈川)は岩本に乗って差し足を伸ばす。
北日本勢は守沢、山崎、飯野祐太(福島)と駒はそろっているが、先行目標が不在。飯野が駆けるか、山崎が自力で出るか、守沢が自在にさばくか。メンバー次第で作戦が変わりそうだ。いずれにせよ、決め手があるので軽視は禁物だ。
取鳥雄吾(岡山)―小倉で組む中四国ライン、まくり強烈な阿部将大(大分)、1月立川の開設記念を優勝した脇本勇希(福井)も一発十分だ。
ガールズケイリンは好調者がそろった。地元の太田は、爆発力あるまくりで昨年10月西武園から9場所連続完全Vと連勝を27に伸ばした。児玉も今年に入って無傷の15連勝と絶好調だ。太田との連勝者同士の対戦は、今シリーズの注目の的だ。柳原は今年15戦14勝、2着1度とこちらもすさまじい成績を残している。3強の戦いになりそうだが、安定感ある走りに定評がある飯田や、負傷明けながら自在足さえる石井も間隙(かんげき)を突きたい。(日刊スポーツ)





このページに関するお問い合わせは:ctc.contact@graderace.com