開催展望
松戸競輪開設76周年記念GⅢナイター「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯」は、8月22日から25日まで4日間にわたって開催される。S級S班から2人のほか好メンバーがそろうが主役は松戸でのGⅢで過去5回のV歴を誇る地元・岩本俊介(千葉・94期)。今年はS班で獲った昨年からの連覇を懸けての戦い。昨年の決勝でも連係した深谷知広(静岡・96期)に前を任せ、後ろを同県先輩の和田健太郎(千葉・87期)が固めればラインは強固。絶好の番手回りから当地GⅢで6回目となるVをゲットする。(電投番号「31#」)
岩本はGⅢを過去に6回制しているが、そのうちの5回が松戸での戦果。松戸開設記念を獲ったのは昨年が3回目。決勝は南関2人で深谷と連係して前を任せ、近畿1人だった三谷政史(奈良・93期)が3番手。深谷が残り2周半から突っ張って逃げて最終1コーナーまで一本棒の展開になり、岩本は番手で別線の仕掛けを警戒しつつバックから前に踏んで先頭でゴールを駆け抜けた。今年も決勝で深谷の番手を回れれば願ったりかなったり。ハイパワーの深谷が果敢に出れば、これ以上ない流れ。勝てるように踏み込んで連覇を決める。
深谷は23年の松戸記念でV。今年も1月に当地FⅠで優勝している。地元勢の前なら迷わず積極策。別線をシャットアウトする。和田は昨年の準決で5着。決勝に進めず悔しい思いをした。その分も、今年は気持ちが入るか。競走得点の順番から初日は一予からとなりそうだが、集中してレースに臨んで準決までを突破。南関での連係から切れ味を発揮してV争いへ。ゴール前での突き抜けを狙う。
近畿のS班は寺崎浩平(福井・117期)。松山オールスターは6月岸和田高松宮記念杯決勝で落車(滑入4着)してから約2カ月ぶりでの実戦だったがオリオン賞8着の後、二予でも8着。ただ、3走目と4走目は捲って勝利。中4日で臨むここで状態面はどうか。本来の強さを見せると好勝負は間違いない。
北日本はスピードある新田祐大(福島・90期)とS班の阿部拓真(宮城・107期)がタッグ。新田は15年当地オールスターの覇者。松山オールスター二予での落車が気になるが、その後も欠場せずに2走。立て直して今シリーズへ。阿部は22年6月当地ナイターGⅢで決勝3着。ここで初のGⅢ優勝を決められるか。力を合わせてワンツーを目指す。
関東のV候補は坂井洋(栃木・115期)。基本は自力勝負でカマシ、捲りが得意。タイミング良く出ると一発も。追加で入った宿口陽一(埼玉・91期)もタテに踏める脚があり切れ味を生かすと好勝負。
中四国の得点上位2人は動ける取鳥雄吾(岡山・107期)と佐々木豪(愛媛・109期)。鋭いダッシュが持ち味の取鳥は当地FⅠでV歴がありGⅢでは2回決勝へ。佐々木は地元GⅠ松山オールスターで決勝進出。勝ち上がりは一予から3走がラインの番手で1着。準決は単騎戦で3着だった。流れに乗ると怖い。
九州は主力に阿部将大(大分・117期)、後藤大輝(福岡・121期)、青柳靖起(佐賀・117期)、松本秀之介(熊本・117期)と勢いのある自力型が多い。果敢に攻めて上位争いへ。
スポーツニッポン新聞社





このページに関するお問い合わせは:ctc.contact@graderace.com