大宮競輪GⅢ開設77周年記念

倉茂記念杯

開催展望

大宮競輪の東日本競輪発祥77周年記念・倉茂記念杯(GⅢ)が15~18日の4日間、開催される。古性優作(大阪)、寺崎浩平(福井)、真杉匠(栃木)のS班が主力を形成する。復調した松浦悠士(広島)、中野慎詞(岩手)、坂井洋(栃木)、佐々木悠葵(群馬)や地元の武藤龍生、森田一郎らも優勝争いに加わる。

今年のGⅢは立川が脇本勇希、和歌山は脇本雄太が制し、近畿優勢の流れが続いている。大将格の古性は25年、GⅠを優勝できなかったが、すべて決勝に進出し、日本選手権と寬仁親王牌3着、高松宮記念杯とオールスター2着など上位争いを演じた。春先にGⅡウィナーズカップを制し、獲得賞金は2億円を超え3位だった。寺崎ら若手積極型の成長で番手を回るケースが増えたため、自力の決まり手は減ったが、最強オールラウンダーとして26年初戦を優勝で飾りたい。僚友・寺崎を目標に長い直線を突き抜ける。
寺崎は昨年8月のオールスターを優勝しタイトルホルダーの仲間入りをした。新年第1戦の立川GⅢは準決で内に詰まり8着に敗れたが、初日特選は強烈なまくりで快勝し、2次予選は逃げて2着に粘るなど状態は悪くない。古性のガードが見込めるし、まくりの展開ならVチャンスだ。
真杉も立川GⅢで準決4着に敗れたが、2次予選を逃げ切り、最終日も逃げて2着に粘った。4日間、すべて最終バックを取るなど積極性が目立った。関東ラインが長くなりそうで、近畿勢を後方に置く展開なら押し切るシーンも十分。真杉には同県の先輩坂井が付ける。スピードタイプだけに真杉を差し切ってもおかしくない。
松浦の復調が著しい。12月に佐世保、広島でGⅢを優勝し、新年初戦の小松島FⅠも3連勝で好スタートを切った。決勝は目標の河端朋之がまくり不発になったが、直線で大外を伸びたもの。切れ味が戻り、26年の松浦から目が離せない。今回も河端を目標にするか、自力自在の総力戦で活路を開く。直線の長い大宮は松浦にとって願ってもない舞台。九州ラインは北津留翼―荒井崇博で本線撃破を狙う。
地元勢は武藤、宿口陽一、森田、黒沢征治らで迎え撃つ。エース格の武藤は同県の若手森田や、関東ラインで真杉や坂井、佐々木らと連係できるだけに優位に進められる。
中野は伊東GⅢ決勝9着、和歌山FⅠ優勝、平塚FⅠ決勝2着と成績が安定している。ナショナルチームのパワーとスピードを存分に見せつけたい。師匠の佐藤友和(岩手)、和田圭(宮城)が援護する。南関勢は立川GⅢで決勝に進出した渡辺雅也(静岡)、決め手ある佐々木龍(神奈川)が虎視眈々と上位進出を狙う。(日刊スポーツ)

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