和歌山競輪GⅢ開設76周年記念

和歌山グランプリ

開催展望

26年の西日本グレードレース初戦となる和歌山競輪開設76周年記念「和歌山グランプリ」(GⅢ)が、1月9~12日の4日間開催される。昨年末のKEIRINグランプリを制し、初の賞金王に輝いた郡司浩平(神奈川)が今年のスタートを切る。同じくグランプリ組の脇本雄太(福井)、南修二(大阪)を擁する近畿は、椎木尾拓哉(和歌山)、東口善朋(和歌山)ら地元勢も加わって一大勢力に。郡司を盛り立てる松井宏佑(神奈川)、和田健太郎(千葉)らの南関と激突する構図。ここに松本貴治(愛媛)、小倉竜二(徳島)の四国、鈴木竜士(東京)、杉浦侑吾(栃木)の関東も絡んできそうだ。
6度目のグランプリ挑戦でついに頂点にたどり着いた郡司。地元選手のGP制覇は、史上初の快挙だった。昨年はGⅠ、GⅡこそ手が届かなかったが、GⅢを6度制覇。一年通じて安定した戦いぶりが光った。そのグランプリでも単騎で流れをしっかり見極め、タテ脚を繰り出してのV。今回は松井もいるが、タテ、ヨコを駆使して優勝を目指す。
その松井は「日本選手権」「競輪祭」で決勝に乗り、「競輪祭」では3着。取れる力があるのは誰もが認めるところだが、ラインを生かした戦いができればさらに他地区の脅威となるはず。
昨年は2月「全日本選抜」を勝って史上初のグランプリスラムを達成した脇本。6月「高松宮記念杯」も制し、前半戦の主役になった。だが10月「寛仁親王牌」中に左腕を骨折。ぶっつけの「グランプリ」はさすがに厳しい戦いとなった。まだ傷は完全に癒えていないが、走る以上は必ず見せ場を作るはず。当所記念は3年前にVもある。
遅咲きといえば失礼だが、南の昨年の活躍は記憶に残る。9月「共同通信社杯」のVは、長く近畿を支えてきたことがようやく結果に結び付いたもの。淡々とレースに臨んでいるように見えて、心は熱い。今年も「仕事人」としてラインに貢献するはずだ。
現在、タイトルにもっとも近い男と称されるのが松本。「寛仁親王牌」の準Vを含め、昨年は3度GⅠ決勝に進んだ。「グランプリ」は惜しくも次点だったが、現在の中四国の層を考えると、自力でも番手でもこなせる松本の存在は大きい。8月には地元松山で「オールスター」も行われるだけに、飛躍の一年にしたいところだ。
他の有力選手では、負傷明けながら鋭い追い込み脚が侮れない渡部幸訓(福島)、杉浦侑吾、鈴木竜士の関東勢、追加参戦の小倉竜二、皿屋豊(三重)らが上位をうかがう。地元・和歌山からは東口善朋、椎木尾拓哉、石塚輪太郎、稲毛健太らが気合十分だ。
(報知新聞社)

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