
開催展望
四日市競輪のG3ナイター「ベイサイドナイトドリーム 大阪・関西万博協賛」は12日から15日まで、4日間の日程で行われる。昨年のヤンググランプリ覇者・纐纈洸翔、ホームバンクで燃える谷口遼平に、G3での実績豊富な原田研太朗、渡部哲男、山賀雅仁らが優勝争いを展開する。G1高松宮記念杯出場組が不在の開催ということもあり、実力差は接近。激戦カードが目白押しのシリーズとなりそうだ。また、今開催は21選手によるガールズケイリンも行われる。
纐纈が新たなタイトル奪取に燃える。昨年は俊敏かつ冷静な走りを繰り出しヤンググランプリを制覇。ここ一番で抜群の勝負強さを見せつけたのは記憶に新しい。近況のG3戦では二次予選が鬼門となっている傾向はあるが、3月伊東のG2ウィナーズカップ二次予選は強豪相手に力強いまくりを決めての勝ち上がり。ハイレベルなステージでも戦える力を見せつけた。混戦模様となりそうな今大会。培ってきた力を存分に発揮してシリーズの核となる。
纐纈に続く中部勢では2月にS級へ特進した栗山和樹の走りにも注目。近況は2場所連続で決勝に進み、直前の奈良でS級初優勝を達成。けれん味のない仕掛けでラインを引っ張る。近況リズムはいいとは言えない谷口だが、底力は確か。勝ち上がり次第では纐纈、栗山との連係も視野に、地元で悲願のG3初Vを目指す。
直前の岸和田で完全Vを決めた林大悟や近況堅実な嶋田誠也ら、九州勢も一発の力を秘める。実力、実績は確かな原田、切れ味鋭い湊聖二、渡部ら、中四国勢も優勝争いに加わる力が備わる。
なお、今シリーズはガールズケイリンも開催。実績確かな中野咲や、近況決勝進出を重ねている元砂七夕美、河内桜雪、畠山ひすい、渡部遥らが優勝争いを展開する。
(スポーツ報知)

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