開催展望
富山競輪 開設73周年記念 大阪・関西万博協賛「瑞峰立山賞争奪戦」(G3)が8月29日から9月1日までの4日間、開催される。古性優作、新山響平、山口拳矢のS級S班3人に加え、守沢太志、吉田拓矢、坂井洋、諸橋愛、三谷竜生らビッグレースでも活躍する好メンバーがそろった。地元・富山からは今年から初めてS級になり先日のオールスター競輪にも出場した村田祐樹らが参戦する。
中心となるのはオールスター競輪で今年初、通算7度目のG1優勝を決めた古性優作。鋭いまくりや決勝で見せたタテ脚、準決勝で見せたさばきは圧巻。ラインでの決着を意識する走りはファンを魅了した。今大会は三谷、東口善朋、南潤らと連係し、縦横無尽の活躍で戦線をリードする。
対抗は層の厚い関東勢。吉田拓矢は年初からF1を制するなど復調。その後も取手記念V、松戸サマーナイトフェスティバル準Vと好調だ。機動力のある坂井洋、森田優弥に加え、同県の吉沢純平や杉森輝大の参戦も心強い。このほかにも橋本壮史、太田龍希、中嶋宣成など先行意欲の強いメンバーがそろっており、吉田や坂井が番手となるケースもありそうだ。しっかりと連係できれば古性と互角の戦いも期待できる。
報知新聞社(スポーツ報知)
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