伊東温泉競輪ミッドナイトGⅢ

ミッドナイトGⅢ×HPCJC TIPSTAR杯

開催展望

 伊東温泉競輪場で「ミッドナイトGⅢ×HPCJC TIPSTAR杯」が14~16日の3日間、開催される。充実著しい地元の簗田一輝(静岡)が中心のシリーズだが、嵯峨昇喜郎(青森)、阿部力也(宮城)、皿屋豊(三重)、脇本勇希(福井)、園田匠(福岡)、伊藤颯馬(沖縄)らも小差で続く。ガールズケイリンが2個レースあり、地元の久米詩(静岡)、半田水晶(茨城)、太田瑛美(三重)、岩元杏奈(宮崎)らが出場を予定している。
 簗田は6月からトップクラスを相手に一歩も引かないレースを見せている。。高松宮記念杯GⅠ決勝で古性優作の2着、取手GⅢ決勝4着、前橋3日制GⅢ決勝は脇本雄太の2着とグレードレース戦線で結果を出した。オールスター競輪は準々決勝Bで勝ち上がりに失敗したが、シリーズ2勝を挙げた。続く奈良FⅠ決勝は厳しい展開だったが、直線で鋭く伸びて今年初優勝を飾った。9月10日現在、賞金ランキングは10位でグランプリ出場が視野に入った。南関ラインで塩島嵩一朗(神奈川)と同乗なら目標に、ラインに目標がいないレースなら自力自在の総力戦で臨む。
 嵯峨―阿部の北日本ラインが強力だ。嵯峨はFⅠで好成績を残し競走得点を上げてきた。スピードはメンバー中1、2位で機動力を生かして押し切ることも。追走の阿部は前走いわき平初日特選で嵯峨と連係し、嵯峨のカマシに乗って阿部が快勝した。2場所連続でタッグを組めるのは大きい。
 伊藤―園田の九州ラインも軽視はできない。伊藤が積極果敢なレースをすれば、園田に勝機到来。脇本は年頭の立川GⅢを優勝した勢いこそないが、近況は悪くないし、自力勝負で再びブレークしたい。脇本には近畿ラインで東口善朋(和歌山)が付ける。自在戦の皿屋―西村光太の三重コンビ、昼田宗一郎(岡山)、小川真太郎(徳島)の中四国勢、積極的な寺沼拓摩(東京)らが上位進出を狙う。
 ガールズは地元の久米が中心だ。8月末の和歌山を欠場したため、佐世保の女子オールスター競輪GⅠ以来の実戦となるが、今年優勝7度など実績ではリードしている。機動力をフルに発揮して押し切りを狙う。半田は前場所の岸和田で毎日最終バックを取る積極的な競走で完全優勝を飾った。128期生の中で最も成長著しい選手のひとり。短走路だけに先行策から逃げ切りも十分ある。
 太田は女子オールスター競輪で決勝(5着)に進出し強豪相手に好走するなど力をつけている。岩元は8月佐世保で本格デビュー後初優勝を飾り、続く西武園でも決勝2着に好走した。1着が増えており、先輩期をまとめて破る力を秘めている。他では積極的な加藤恵(青森)、6月伊東で決勝3着に好走した青木美優(栃木)も注目したい。(日刊スポーツ)

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