開催展望
豊橋競輪の開設77周年記念「ちぎり賞争奪戦(GⅢ)」はあす7月25日から28日までの4日間開催。S級S班からは関東の若きエース真杉匠(栃木・113期)が参戦。大会連覇を狙う新山響平(青森・107期)や、古巣戦で気合が入る深谷知広(静岡・96期)の先行力もVクラスだ。迎え撃つ中部勢は志田龍星(岐阜・119期)の機動力が生命線。愛知支部からは岡本総(105期)、纐纈洸翔(121期)、山内卓也(77期)、吉田敏洋(85期)、鈴木伸之(87期)、高橋成英(89期)、高橋和也(91期)、平野想真(123期)の8人がエントリー。意地を見せるか。
寺崎浩平、南修二が負傷欠場となり、S級S班からは真杉匠が唯一の参戦となった。直前のGⅡサマーナイトフェスティバル(高知)では大会3連覇こそ逃したものの、3月・ウィナーズカップ(防府)→5月・日本選手権(平塚)→6月・高松宮記念杯(岸和田)に続いてのビッグ4連続優参と、抜群の安定感を誇っている。賞金ランキングは現在3位。順当に行けば、今節中に1億円の大台に乗る予定。タテの動きもヨコの動きも超一流だが、今年3月の当地76周年では2日目に失格。そのリベンジも兼ねた戦いとなりそうだ。
当地76周年を制したのは新山。先行1車の展開をしっかりと生かし切った。直前には北日本にとって辛すぎる訃報もあったが、こういう時こそ一致団結。成田和也(福島・88期)、守沢太志(秋田・96期)らの手厚い援護を受けて、今回も自慢の先行力をフル発揮。大会連覇を手向けの花としたい。
里帰りシリーズとなるのは深谷。もちろん南関チーム筆頭としての立ち位置ではあるが、若い頃の血と汗がしみこんだ古巣バンクでは気合の入り方も違う。今年は4月のFⅠ戦にも参加。愛知時代には成し得なかった岡本総との〝桜丘高ライン〟を決勝で実現して話題となった。今回も地元勢に負けない人気と実力で、ファンの声援に応えたい。
中四国勢は先行力上位の町田太我(広島・117期)が主軸。九州勢では北津留翼(福岡・90期)、伊藤颯馬(沖縄・115期)らがスピード勝負に持ち込みそう。それらを迎え撃つ中部は志田の機動力が最大の武器。地元愛知では豊橋をホームバンクとする岡本総のアツい走りに注目したい。
寺崎、南の2枚看板を欠いた近畿勢は苦戦必至か。それでも追加参戦となった脇本勇希(福井・115期)にとっては、昨年10月アジア・アジアパラ大会協賛競輪でGⅢ初制覇したゲンのいいバンク。今年1月の立川で本記念も勝った。売り出し中の久田朔(大阪・125期)と共に近畿ラインを盛り上げていきたい。
スポーツニッポン新聞社




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