開催展望
福岡県の久留米競輪場でGⅢ「開設77周年記念 第32回中野カップレース」が6月4~7日に開催される。昨年のグランプリ覇者・郡司浩平に嘉永泰斗、阿部拓真のS班3人が出場。新山響平、犬伏湧也といった〝実力S班〟も優勝候補だ。迎え撃つ九州勢は一昨年の開設75周年大会を制している山崎賢人がキーマンになる。
郡司の実力は色褪せることはない。武雄全プロ記念のスーパープロピストレーサー賞では、流れの中で腹をくくって深谷知広の優勝に貢献。常に他地区の脅威であることを知らしめた。今回は優勝あるのみの戦い。持ち前の自力中心の自在戦でレースを支配していく。
九州はS班・嘉永と山崎の2枚の大砲に、北津留翼、伊藤颯馬、東矢圭吾と頼もしい自力型がいれば、追加で山田庸平が後ろを固める布陣。地元の久留米勢は後藤大輝が大きな希望で、九州の上位勢がどんな連係を見せるのかに注目が集まる。坂本健太郎、吉本卓仁、田中誠の〝久留米三羽烏(第2世代)〟もまだまだ元気だ。
阿部は新山とのタッグで結果を求めたい。今年のテーマは「S班として成長する」で、前半戦は落車も続き、顕著な良化は見せられなかった。後半戦での進化の雌伏の時と思い、耐え抜いてきた。脚色は常に快調の新山と道を切り開く。
中四国も犬伏と松浦悠士がおり、強力戦力だ。河端朋之、岩津裕介、柏野智典もずっと元気。関東は鈴木玄人、菊池岳仁が暴れる気迫。中部は谷口遼平が頼りで、近畿は鋭い脚が戻った村田雅一が好配当の使者を演じそうだ。
また最終日の9RではレインボーカップA級ファイナルも行われる。1~3着までがS級に特別昇級が決まるが、来期(7月から)のS級昇格が決まっていないのは9人の内、滝本幸正、仲野結音、藤井栄二、小原周祐の4人。滝本は永井哉多に託すかでどうなるかだが、仲野と藤井はすぐにでもS級で活躍できる実力者で、小原も大ケガから復活した根性レーサー、間隙を突くのは混戦得意な五十嵐綾かも。車券戦術としては五十嵐は欠かせない。伊藤稔真、小西晴己の三重長身コンビまで伯仲の大激戦だ。
(九州スポーツ)




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