松阪競輪 Aquarids Cup GⅢ 展望

松阪競輪 Aquarids Cup GⅢ

開催展望

 直前まで開催された日本選手権出場選手は不在で、最高競走得点選手は109点の木村皆斗。圧倒的な主役はいないため、車券的には妙味たっぷりな4日間と言っていいだろう。次代を担う若手機動型による争いは必ずシリーズを盛り上げるはずだ。

 そんな激戦メンバーにあってV候補として期待されるのはその木村。前走の奈良FⅠ決勝では、赤板過ぎから逃げて番手の河村雅章の優勝に貢献した。今年すでに3Vの実力は本物。まくり脚も兼備しており、差し脚確かな横山尚則らとともに関東の軸となる。

 近畿の谷内健太の先行力も強力だ。S級優勝こそないが、4月武雄記念では決勝進出と9車のGⅢでも結果を残している。谷内の奮闘により、窓場千加頼、石塚輪太郎らもチャンスが膨らむ。

 九州勢も戦力はそろっている。傑出した選手はいないが、1班の岩谷拓磨を中心に3車ラインを築けそうな陣容だ。一方、中四国勢は真鍋智寛の欠場が痛い。初日特選スタートを見込める小川真太郎は好機スピード仕掛けで勝機をつかむか。

 北日本は大森慶一、小松崎大地ら一発のある選手が多い。一撃に注意したい。南関は長田龍拳と127期の野中龍之介に注目。いずれも先行力は抜群で、今回のGⅢなら常にレースの鍵を握る。台風の目となりそうな存在だ。

 迎え撃つ地元中部勢も好メンバーとなった。果敢な村田祐樹、前々に攻める平野想真、パワー抜群の岩井芯と充実の顔触れ。地区最上位の点数を誇る地元の上田国広は展開に恵まれそうだ。

このページに関するお問い合わせは:ctc.contact@graderace.com